すこしふしぎ

maidentity2005-10-17

私はあんまりSFに詳しくない。詳しくなりたいと思うが、それがどうも如何ともしがたいのだ。なぜだろうなぜかしら。答えは簡単だ。
どのSFも読んでるうちによくわからなくなってくるのだ。
具体的に言うと頭の中でうまくビジョンが組み立てられない。説明されているものを具現すればするほど意味のわからない形(またはそういった事柄)が浮かぶ。もしかしたら、こういうのは作者の意図で「読者が思ったとおりのものがそうなんだよ」というものなのかもしれない。そしてSFはそういう雰囲気を楽しむものなのだろうか。個人的には挿絵とか、よくわからない単語には解説があるとうれしいのだが(そういうことを書いてあると、古参のSFファンは野暮ったい、と仰るのだろうか)。
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
そんなわけで、「銀河ヒッチハイク・ガイド」です。まともに読んだことあるSFはハインライン氏の「夏への扉」位しかない私ですが、なんか映画も面白そうなので食指が伸びました。河出文庫版なのですが、訳者の安原和見さんが「宇宙船レッド・ドワーフ号」を訳していらっしゃったので少しびっくり。NHKのドラマ版、また見たいなあ。正直第3シリーズは厳しいですが(リマーがいないのは寂しい)。閑話休題
と言うわけで、漫画の息抜きに少しずつ読んでいきたいと思います。
ちなみにこの本、続編があるそうなのですが、タイトルが「宇宙の果てのレストラン」だそうで、「宇宙英雄物語」のゴートの元ネタなのかなあ、と思ったりしています。そっちも、まだ読んでないんですが。