ネガネガ

ネガティブモード軽く入ってプチ凹みでアンニュイな午後*1。今の自分に決別すべく――というのは、今の私がどんなに自堕落で間抜けで阿呆なのか、或いは実力不足の癖にやたら自尊心が高い上自惚れているか、その自覚を得ない事実――手持ちの、某｢小動物を捕獲してその小動物同士で戦わせる｣新作ゲームの挿さった、ニンテンドーなんちゃらとかいう、私を下品に誘惑する板状の機械を、私は怒りと多少の哀しみをもって逆向きに折った。折った、というのは心の中でのことであって、本当は折っていない。
ネームは終わった、だのに満たされないこの赤銅色の気持ちを酒で埋めるのはもうやめだ。うげう、猫が鳴く。しゃらくさいテレビをリモコンで抹殺する。コーヒーを飲む。吐く。うげうと猫が鳴く。ダッシュで布団に入る。枕が微かに親父の臭いがするのでむんずと掴むや否やキャベツを放り投げるようにして排除する。マイ枕は放物線を描き水槽に当たると、ばしゃりと不吉な音がした。無視した。うげうと猫が鳴く。

でも、寝ると全部忘れてすっきりするのが、私のいいところなんだな。自分で言っていれば世話ないんですが。

*1:ブログ執筆現在AM8:05